一般的に70年代のプログレの入門編のアルバムは
■King Crimson クリムゾンキングの宮殿
■Pink Floyd 狂気
■Emerson Lake & Palmer 展覧会の絵
らしい
だがしかし。。。
私が買ったアルバムはYESのRELAYER
今思えばなぜ「FRAGILE」でも「CLOSE TO THE EDGE」でもなかったのか?
そこは今でも疑問である笑
前作「Tales from Topographic Oceans」という大作を発表した後Rick Wakemanがバンドを去りPatrick Morazが新たなメンバーとして参加したアルバム
正直前段でも書いている通り
YESファンの大半はRick Wakemanが好きなんだと思うけど
自分はシンセを巧みに操るMorazのほうが個人的には好み
YESに興味があってなおかつ聴いてみたいと思ってる方にはこのアルバムと前作のTales from Topographic Oceansはおすすめしません
入門編としてはFRAGILEかCLOSE TO THE EDGEから聴くほうがいいと思います
アルバムは3曲構成
賛否が大きく分かれる作品
The Gates of Delirium
いきなり21:55の大作で購入した当時は曲の長さもさることながら目まぐるしく変わる展開
戦争と平和をテーマにしているらしく中盤までの攻撃的なドラムスとシンセの畳み掛ける音の洪水から一転してSOONパートは叙情的な感じで曲が終わる
Sound Chaser
叙情的なエンディングで曲が終わったあとにジャズっぽいフレーズで始まる
ベースとギターのユニゾンもおかしいしそれにのせるドラムスもぐるぐる回ってる感じ
超絶技巧って言葉では表してはいけないような全パートすごい曲
そしてSteve Howeにしては珍しくハードなサウンドでなんか切れてる感じです
たぶん数あるYESの曲の中でBEST5に入る曲です
突然入るCHACHACHAにはえ?って感じですけど
ライブの動画見ましたけどこの難解な曲を普通に演奏してるメンバー
おかしいです(褒め言葉
興味のある方は下のリンクをどうぞ
To Be Over
前の2曲の激しい曲調に対してYESっぽい曲(安易すぎでしょうか?笑)
おそらくRELAYERに収録されている曲の公式ライブアルバムは発売されていないと思われます
M-2が特にインプロビゼーションの洪水だから再現難しいのかなと思ったのですがBOOTLEGのLIVE AT BOSTON GARDEN(1974) で聴くことができます
当時プログレの門を叩くにはかなりハードルの高かった1枚
当然プログレにははまらずKISSを代表するアメリカンハードロックにハマっていきます笑
Tempus Fugit
Release, Release
Ritual (Nous Sommes Du Soleil) (Part 2)