SPEC
重さ:157g
材質:アルミニウム合金
長さ:113cm(収納時:36cm)
サイズ展開:100 / 105 / 110 / 113 / 120cm
適正サイズは「身長×0.63」が目安らしく、ぼくの場合は約107cm。
ただ、シェルターのポールとしても使いたかったので、113cmを選んだ。
これでゲートウッドケープ用のポールを持たなくて済むので一石二鳥なのだ
メリット
● とにかく軽い
以前使っていたシナノのポールは1本235g、2本で470g。
このULポールは157gなので、合計で約156gの軽量化。
持ち替えた瞬間に“空気の棒?”みたいな軽さ笑
● コンパクトな収納サイズ
シナノは収納時47cmだったけれど、
ULフォールディングポールは36cmと短く、ザックのポケットにすっと収まる。
歩行中も邪魔にならないのが地味に大きい。
● 操作性がいい
シャフトを伸ばすとラチェットボタンがパチッとロック。
サイズが自動で固定されるので、グローブをつけていても扱いやすい。
● シェルターのポールとしても使える
113cmを選んだ理由がこれ。
ULシェルターの自立用ポールを兼ねられるのは荷物削減にかなり有利。
デメリット
● 耐久性は“軽量ギア基準”
軽いぶん、強度はそれなり
転倒しかけて全体重を預けたら、曲がってしまった。
幸い、部分交換で対応できたけれど、
“命を預ける支柱”というより“歩行補助のツール”として扱うほうが安心
● マジックテープの粘着力が落ちやすい
洗っても、糸くずを取っても、粘着が戻りにくい。
個人的にはここが最大の弱点。
替えのベルクロを用意するか、別の固定方法を工夫したくなるところ。
まとめ
一年使って感じたのは、
「軽さとコンパクトさを最優先したい人にはすごく向いている」こと
特にみちのく潮風トレイルでは舗装路歩きも多く出し入れの頻度が高いのでザックのサイドポケットからサッと取り出せ、しまうのも簡単なのでストレスがなかった
一方で、体重を預ける場面が多い歩き方の人には少し心もとないかもしれない
軽快なUL装備の一部としてはとても優秀なポール。
“ポールはあくまで補助”という使い方をしているなら、満足度は高い一本だと思う。
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